2020年04月10日

インフルエンザにも歴史あり

みなさんこんにちは学芸員Aです。

あまりにも久しぶりだから挨拶の仕方も忘れそうになりました。
昨年度の嵐のような業務がようやく一段落したので、また更新を再開したいと思います。

さて。

世間は大変な騒ぎで、毎日毎日気がめいりそうです。
あんまり先のことを考えると悲しくなるので、今日も元気に歴史を振り返ってみようそうしよう。

みなさん新型インフルエンザって知ってますか。

「聞いたことがある」という方がほとんどだと思いますし、私もその口です。

が、生半可なことを書く前に、まずは信用のおける筋から調べるのが常道。
(いつもwikipedia先生に頼っていたことはシーです)



興味深いことが書いてありました。

1918年から1919年にかけて世界的に大流行(つまりパンデミック)したものといえば、そう「スペイン風邪」。
世界では2千万人から4千万人が亡くなったといわれていて、日本でも約40万人がなくなったと推定されています。大変な猛威だったようです。

このスペイン風邪は現在で言うところのインフルエンザだそうで、A(H1N1)亜型というタイプとか。そうだったのか!、という気持ちです今。そういえばAもH1N1って聞いたことある。Bもなかったっけ?

そう思って読み進めますと、

インフルエンザには大きく分けてA型とB型とがあり、このうちのA型がよく遺伝子変異し、小さい変異なら季節性、大きい変異なら新型とされるそうです。大きい変異があると、人の体内の抗体がなく全く対応できないために大変な流行になります。だから新型といって注意喚起の度合いを強くするんですね。「新型」認定にはきっともっと細かい定義もあるのでしょうけど、一応「新型」ときたらヤバそうなことはよくわかりました。

世界的流行とはパンデミックのこと。
A型にはいろいろな種類があり、パンデミッックしたものを挙げるとこれくらいあるとか。

 大正7(1918)年〜 スペインインフルエンザ(原因ウイルス:A(H1N1)亜型)
 昭和32(1957)年 アジアインフルエンザ(A/(H2N2)亜型)
 昭和43(1968)年 香港インフルエンザ(A(H3N2)亜型)
 平成21(2009)年 インフルエンザA(H1N1)pdm09

どれくらいの方が亡くなったのか、あんまり書きたくないので、お知りになりたい方はお調べになってください。

スペイン風邪(インフルエンザ)以後は、その都度ワクチンが開発されて救われる人も多かったろうと思います。イタチごっこなのかもしれませんが、ビバ・ワクチン。人類の英知です。

いま世界を混乱させているウィルスも、きっといつかはワクチンが開発されると期待していますが、でもそれがいつになるかは誰にもわかりません。抗体は、実際に感染するか、ワクチンを接種(弱い感染)するかでしか生成されないですし、ウィルスが根絶するということも考え難いことです。理論的には生きている限り感染の可能性が続きます。

病気との戦いは医療だけの問題ではないように思います。この機会に、病気に対してこれからの社会が本当に必要なことは何か、だれもが一度立ち止まって考えることも必要かもしれません。

お出かけできない時は巣ごもりで読書に限ります。
ジャレド・ダイアモンドさんのベストセラー著書「銃・病原菌・鉄」でも読み返したいと思います。


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 17:24| Comment(0) | 日記