2020年04月24日

国史跡 本ノ木・田沢遺跡群

みなさんこんにちは学芸員Aです。

去る3月27日に、官報告示にて、本ノ木・田沢遺跡群が国の「史跡」に指定されました。

振り返って見ると、答申の段階ではこんな文章が記載されていました。

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本ノ木・田沢遺跡群(もとのきたざわいせきぐん)

本ノ木遺跡・田沢遺跡・壬遺跡

【新潟県中魚沼郡津南町・十日町市】
縄文時代草創期の生活文化を示す遺跡群である。縄文時代の始まりを巡る論争の舞台となった本ノ木遺跡をはじめ,晩氷期の気候変動において新たに形成されつつある環境に,人類がどのように適応したのかをよく表す遺跡からなる。旧石器時代から縄文時代への変遷を知る上で重要。(縄文時代草創期の生活文化を示す遺跡群)

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本ノ木遺跡が津南町で、田沢遺跡と壬(じん)遺跡が十日町市にあります。

この告示で興味深いのは、「論争の舞台となった」という点がわざわざ明記されていることです。それ自体は核心的内容ではないわけですが、歴史の一部ということなのでしょうか。

考えてみれば建造物などでも、その場所で歴史的に行われたことが建造物の価値にかかわることがありますから(たぶん)、埋蔵文化財においてもむしろその点がもっと取り上げられてもいいのかもしれません。

この指定についての詳しい情報は上のリンクの26ページにもありますし、
十日町市博物館の情報アーカイブズにも掲載してあります。

ご興味のある方はこちら


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 15:10| Comment(0) | 日記
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